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日別アーカイブ: 2022年9月18日

自律神経の乱れに関して24

消化器症状として、便秘や下痢、過敏性腸症候群など。便秘:腸は自律神経にコントロールされているので、自律神経が乱れると不調となります。下痢:慢性の下痢の多くが原因不明で、自律神経の乱れが関係。ストレスやお腹を冷やさない心掛けがポイントです。過敏性腸症候群:炎症や潰瘍がないのに腸に不調が起きる状態で、便秘や下痢、腹痛などの症状が慢性的にある場合は自律神経の乱れのサインです。

実用・東洋医学:虚弱体質5

「漢方薬」もともと胃腸が弱く、冷えると胃が痛み、食欲不振を起こしたり、下痢をする場合、胃腸の消化をよくする人参湯にんじんとうが適。自家中毒やめまいにも有効です。同様に胃腸が弱く、食べたものがなかなか消化されず食べるとすぐ下痢をし、みぞおちにつかえ感があって、ポチャポチャと音がする胃内停水の場合は、胃の水分代謝を改善させる六君子湯りっくんしとうが適。かぜを引きやすく寒けなど治りにくい場合、抵抗力をつける働きの柴胡桂枝乾姜湯さいこけいしかんきょうとうや補中益気湯ほちゅうえっきとうが適。水っぽい鼻水がたくさん出る鼻炎になりやすい場合には、呼吸器の水分代謝を改善させる小青竜湯しょうせいりゅうとうが適。

ツボ紹介:支正 しせい

手の太陽小腸経のツボで、前腕の後内側、小指の延長線上で、手首〜肘間の中点より少し下に取ります。主治として、精神不安、健忘、糖尿病、片麻痺、尺骨神経麻痺。効能として、鎮静にして精神を安定させる。体内の熱を冷まし、邪気を追い出す。経絡の通りをよくして、痛みを止める。