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日別アーカイブ: 2022年9月16日

自律神経の乱れに関して22

局所の症状として現れやすいのが、頭痛、動悸、耳鳴り、めまい、頑固な肩こりなど。頭痛は、頭部や首の後ろ側の圧迫感を伴う緊張性頭痛や、左右一方のこめかみ付近がズキズキと痛む片頭痛として起こります。特に女性は片頭痛を起こしやすい傾向があります。もともと体質的に片頭痛を起しやすい方は、自律神経失調症によって更に起こりやすくなる事が多いです。頭痛の場合、中には脳梗塞などの重大な病気が原因になっているものもあります。その区別はつけ辛く、自律神経失調症とは思い込まず、医療機関で原因を確かめてください。

実用・東洋医学:虚弱体質3

虚弱体質の方は、かぜをひきやすい。東洋医学では、かぜは体の外から侵入してくる風ふう・寒かんなどの邪気によって起こると考えていますが、呼吸器系が弱いと、風邪や寒邪の侵入を阻止出来ず、かぜを引いてしまいます。このように呼吸器系が弱い方は、背中上部にうぶ毛が生えています。弱い部分を守ろうとする生理的現象です。体を温めると伴に呼吸器系を丈夫にして、風邪や寒邪の侵入を防ぎ、虚弱体質を改善させます。

ツボ紹介:支溝 しこう

手の少陽三焦経のツボで、前腕後面の中央、手首のシワ状から3指上、くぼみ部に取ります。主治として、難聴、急性失声症、熱病、嘔吐、便秘、肩背痛。効能として、体内の熱を冷まし、耳の聞こえをよくする。上がった気を下降させて、腸を潤す。