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日別アーカイブ: 2022年9月24日

実用・東洋医学:花粉症5

「漢方薬」寒けがあって咳が出る場合、小青竜湯しょうせいりゅうとうが適。同様の症状で寒けが強い場合は、体を温め、鼻水・咳を治す麻黄附子細辛湯まおうぶしさいしんとうが適。目を取り出して洗いたい程目がかゆい場合、体が熱っぽい感じも伴い、炎症作用のある黄連解毒湯おうれんげどくとうと、アレルギー症状を治す十味敗毒湯じゅうみはいどくとうを合わせた黄連解毒湯合十味敗毒湯おうれんげどくとうごうじゅうみはいどくとうが適。涙目がひどい場合は、水分代謝を改善する小青竜湯しょうせいりゅうとうが適。

実用・東洋医学:花粉症4

「漢方薬」くしゃみ、鼻水が止まらず、寒けがする場合、鼻粘膜の炎症を取り去る葛根湯加川きゅう辛夷かっこんとうかせんきゅうしんいが適。頭痛や肩こりを伴う場合にもよい処方です。小青竜湯しょうせいりゅうとうも良いです。同様の症状に鼻のかゆみを伴う場合は、鼻の症状を治す葛根湯かっけんとうとアレルギー症状を改善させる十味敗毒湯じゅうみはいどくとうを合わせた葛根湯合十味敗毒湯かっこんとうごうじゅうみはいどくとうが適。

ツボ紹介:四満 しまん

足の少陰腎経のツボで、下腹部、おヘソの2指下で、0.5指外側に取ります。主治として、月経不調、不正性器出血、おりもの、不妊症、遺精、腹部膨満感、浮腫。効能として、気のめぐりを改善して、腹部の張りを解消する。月経を調整し、妊娠を促す。