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実用・東洋医学R:五十肩4

「養生」痛み防止と回復に、就寝法とお手軽運動。寝ていての寝返りは痛みを増します。痛む方の腕を大きな腹巻きなどで中に入れ固定してみてください。また、肩の固定と冷え防止を兼ねパジャマの肩部にタオルを入れて寝てみてください。寝る前の運動として、患部の腕を痛くない程度上げられるまでの運動をお勧めします。腕に力が入らない場合は、壁をつたわって上げる運動を繰り返してみてください。常に上げる運動を心掛けましょう。

経穴:膝関 しつかん

足の厥陰肝経のツボで、下腿脛骨面、脛骨内側顆の下方に取ります。筋:皮下に薄筋、半腱様筋。神経:筋枝は閉鎖神経、脛骨神経、皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に内側下膝動脈、下行膝動脈が走行。

実用・東洋医学R:五十肩3

治療は発症後間もなくと治りかけのタイミングが効果あり。症状が強く現れる痛い時期は治療効果が得られにくい傾向です。ぜひ発症後、1ヵ月以内の治療をお願いします。痛みがあってもなるべく動かしてください。軽い運動やマッサージは効果的です。

経穴:中都 ちゅうと

足の厥陰肝経のツボで、下腿前内側、脛骨内側面の中央で、内くるぶしから膝間の中点より0.5指下に取ります。神経:皮枝は伏在神経が分布。血管:下行膝動脈の枝が走行。

実用・東洋医学R:五十肩2

東洋医学では五十肩を障害を受けている部位によって①腕の内側(肺経)、②外側の小指側(三焦経)、③外側の人差し指側(大腸経)の3つに分けて考えます。①肺経が障害を受けると腕を後ろに回せない。②三焦経や③大腸経の場合は腕を上げられないと同時に肩から肩甲骨にかけて強い凝りが出ます。実際には特定部位だけの原因という事ではなく、この3つの経絡障害が複合的に生じています。

経穴:蠡溝 れいこう

足の厥陰肝経のツボで、下腿前内側、脛骨内側面の中央、内くるぶしから上に5指に取ります。神経:皮枝は伏在神経が分布。血管:下行膝動脈の枝が走行。

実用・東洋医学R:五十肩1

五十肩=肩関節周囲炎。肩関節の周りにある組織の変化や炎症が原因です。腕が痛くて上げられない、後ろに手を回せないなどの症状が現れます。治療しなくても自然に回復しますが、発症から短くて半年、長いと1年以上続く事あり。また、可動域が狭くなるのが特徴です。常に痛いので、早期対策を始めるのがよいです。ぜひご相談くださいね。

経穴:中封 ちゅうほう

足の厥陰肝経のツボで、内くるぶしの前方凹み部に取ります。筋:皮下に前脛骨筋腱。神経:筋枝は深脛骨神経、皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に前内果動脈が走行。

実用・東洋医学R:肩こり7

「食養」肩こりには体を温め全身の血行をよくするクズやシナモン、ショウガが適。瘀血にはベニバナやサフランが適。イライラすると肩こりの場合、精神鎮静作用のあるシソやニラが適。いずれも首や肩にタオルを巻いて汗をかきやすくします。発汗は肩こりを緩和させます。

経穴:太衝

足の厥陰肝経のツボで、足背、第1指と第2指中足骨間指で菜で上げ止まった所に取ります。筋:皮下に第1背側骨間筋。神経:筋枝は外側足底神経、皮枝は深腓骨神経が分布。血管:皮下に足背動脈が走行。