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日別アーカイブ: 2024年5月1日

実用・東洋医学R:五十肩2

東洋医学では五十肩を障害を受けている部位によって①腕の内側(肺経)、②外側の小指側(三焦経)、③外側の人差し指側(大腸経)の3つに分けて考えます。①肺経が障害を受けると腕を後ろに回せない。②三焦経や③大腸経の場合は腕を上げられないと同時に肩から肩甲骨にかけて強い凝りが出ます。実際には特定部位だけの原因という事ではなく、この3つの経絡障害が複合的に生じています。

経穴:蠡溝 れいこう

足の厥陰肝経のツボで、下腿前内側、脛骨内側面の中央、内くるぶしから上に5指に取ります。神経:皮枝は伏在神経が分布。血管:下行膝動脈の枝が走行。