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実用・東洋医学:皮膚のかゆみ2

「高齢の場合」高齢になると、皮脂や水分の分泌が低下して皮膚が乾燥し、かゆみを覚えます。夜、布団で体が温まるとかゆくなり、不眠症となります。乾燥する冬に悪化、夏改善。皮膚のかゆみ対策として、皮膚の血行をよくして、水分の潤いを補ってかゆみを解消。また、腎の働きを丈夫にする事を目指します。

経穴:庫房 こぼう

乳頭線上で、第1肋間に取ります。筋:皮下に大胸筋。神経:筋枝は内側・外側胸筋神経、皮枝は鎖骨上神経、肋間神経が分布。血管:皮下に胸肩峰動脈、肋間動脈が走行。

実用・東洋医学:皮膚のかゆみ1

体の奥に起きている病は肌に現れ、皮膚のかゆみも何かのサインです。東洋医学では、体の中から治していきます。皮膚のかゆみは、湿疹などの目に見える異常は無いのにかゆみを感じる疾患です。高齢による皮膚の乾燥で起こる老人性皮膚掻痒症と、妊婦に出る妊娠掻痒症です。これらとは異なるアトピー性皮膚炎によるかゆみは、前回投稿のものをご参照願います。

経穴:気戸 きこ

足の陽明胃経のツボで、鎖骨下縁で、乳頭線上に取ります。筋:皮下に広頸筋、大胸筋、鎖骨下筋。神経:筋枝は顔面神経、内側・外側胸筋神経、鎖骨下筋神経、皮枝は鎖骨上神経が分布。血管:皮下に腋窩動脈が走行。

実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎7

「食養」食事療法がとても大切です。肉類やハチミツ、黒砂糖を含めた甘い物はNG。野菜主体の食生活に切り替えてください。他に、避ける食品はアルコール、魚介類ではイクラ、ウニ、カズノコなどの魚卵類、サバ、イワシなどの青背魚、赤貝、カニ、エビなどの血液を汚すもの、野菜類では山菜、タケノコなどのアクの強い物、大豆、モチゴメを使った食品、甘い物、チョコレート、ココア、ナッツ類、カレー、トウガラシなどの香辛料、チーズなどの乳製品です。良いのは、玄米やエンドウ豆、インゲン豆です。また、緑黄色野菜や白身魚、海藻類も適です。

経穴:欠盆 けつぼん

足の陽明胃経のツボで、鎖骨中央の上方で凹み部に取ります。筋:皮下に広頸筋、前斜角筋、中斜角筋。神経:筋枝は顔面神経、頸神経前枝、皮枝は鎖骨上神経が分布。血管:皮下に鎖骨下動脈が走行。

実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎6

「ツボ紹介」体の表面に起きている炎症患部にお灸や指圧などをするのはNGです。なので、皮膚に強い刺激を与えるツボ療法はNGとなります。乾燥がひどい場合、無香料の馬油や椿油、ホホバ油をつけて保護しましょう。

経穴:気舎 きしゃ

足の陽明胃経のツボで、前頸部、鎖骨頭と胸鎖乳突筋の胸骨頭との間の凹みに取ります。筋:皮下に広頸筋、胸鎖乳突筋。神経:筋枝は顔面神経、副神経、頸神経叢。皮枝は鎖骨上神経が分布。血管:皮下に総頸動脈が走行。

実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎5

「漢方薬」患部が熱をもちかゆみ強く、口の渇きある場合、熱邪を取り除き、体全体の炎症を鎮める白虎湯びゃっことうが適。同様な症状+患部がカサカサな場合、白虎加人参湯びゃっこかにんじんとうが適。手のひらや、足裏の皮膚が割れる場合、十味敗毒湯じゅうみはいどくとうを併用します。ただし、単独では一時的に症状悪化する事あり。白虎湯とセットに飲んで下さい。患部が熱を持ちジクジクする場合や尿出にくくむくみやすい場合、体表近くに停滞している水分代謝を促す越婢加朮湯えっぴかじゅつとうが適。皮膚がカサカサしてドス黒い、熱感あり、口渇き伴う場合、温清飲うんせいいんが適。温清飲は瘀血を解消させる四物湯しもつとうと、熱を冷ます働きのある黄連解毒湯おうれんげどくとうを合わせた処方です。

経穴:水突 すいとつ

足の陽明胃経のツボで、首部、輪状軟骨の高さで、胸鎖乳突筋の前縁に取ります。筋:皮下に広頸筋、胸鎖乳突筋。神経:筋枝は顔面神経、副神経、頸神経叢の枝、皮枝は頸横神経が分布。血管:皮下に総頸動脈が走行。