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日別アーカイブ: 2024年2月6日

実用・東洋医学R:肥満6

「漢方薬」イライラ、過食の場合、神経鎮静作用と肝気を整える大柴胡湯だいさいことうと抑肝散よくかんさんが適。生理不順、青あざ、足冷たく頭のぼせの場合、瘀血を治す桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんと便秘解消の大柴胡湯だいさいことうを合わせた大柴胡湯合桂枝茯苓丸だいさいことうごうけいしぶくりょうがんが適。のぼせがあり便秘の場合、通便・消炎作用のある三黄瀉心湯さんおうしゃしんとうが適。瘀血、気や水分代謝が悪い場合、利尿・通便作用のある防風通聖散ぼうふうつうしょうさんが適。併用処方として、①食欲を抑制し水太りタイプは体の中と体表の両方の水分代謝を改善させる越婢加朮湯えっぴかじゅつとうや麻杏よく甘湯まきょうよくかんとうが適。②のどの渇きの場合、五苓散ごれいさんを併用処方します。

漢方薬紹介:麦門冬湯

ばくもんどうとう。主たる症状はのどの痛み、喘息です。

経穴:いく中 いくちゅう

足の少陰腎経のツボで、前胸部、第1肋間、正中線より外側2指に取ります。筋:皮下に広頸筋、大胸筋、肋間筋。神経:筋枝は顔面神経の頸枝、内側・外側胸筋神経、皮枝は鎖骨上神経、肋間神経が分布。血管:皮下に胸肩峰動脈、内胸動脈が走行。