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実用・東洋医学R:腱鞘炎1

腱鞘炎は手や指を酷使する仕事をしている人がなりやすい疾患です。筋肉は線のような一連のつながり=経筋があり、手先の使い過ぎだけでなく、肩から背中につながる一連の経筋のどこかにひずみがあると、腱鞘炎が起こりやすくなります。経筋のひずみは、首の骨や胸椎、肩関節、肩甲骨に関連して生じます。このひずみが腕の筋肉に緊張や縮みとなり末端の手首や指に症状として現れます。痛みは後に肘や腕全体にまで及びます。症状の軽いうちに治療しましょう。

経穴:陰廉 いんれん

足の厥陰肝経のツボで、大腿部内側、鼠径靱帯から内ももに2指下。筋:皮下に恥骨筋。神経:筋枝は大腿神経、皮枝は陰部大腿神経が分布。血管:皮下に大腿動脈が走行。

実用・東洋医学R:五十肩7

「食養」生ものや冷たい飲み物、モチゴメ、ギンナンなどの水分代謝を悪くする食べ物はNG。体を温め血行をよくする食べ物=クズやシナモン、ショウガ、長ネギが適。肩や腕に毛細血管が浮かび上がる瘀血には、ベニバナやサフランが適。湿度が高いと悪化する場合、体の中の水分代謝を促進させるアズキやハトムギが適です。

経穴:足五里 あしごり

足の厥陰肝経のツボで、大腿部内側、鼠径部より大腿内側に3指下、動脈拍動部に取ります。筋:皮下に恥骨筋、長内転筋。神経:筋枝は大腿神経、閉鎖神経、皮枝は陰部大腿神経が分布。血管:皮下に大腿動脈が走行。

実用・東洋医学R:五十肩6

「ツボ」痛みが増すので、痛む場所には直接刺激するのはNG。痛む肩腕の反対側に指圧等、刺激してください。主に肩部の肩井けんせいへの刺激は効果的です。また、背中を覆う僧帽筋への指圧等アプローチもポイントです。ぜひご相談くださいね。

経穴:陰包 いんぽう

足の厥陰肝経のツボで、大腿部内側、薄筋と縫工筋の間で、膝上4指に取ります。筋:皮下に縫工筋、薄筋。神経:筋枝は大腿神経、閉鎖神経、皮枝は閉鎖神経が分布。血管:皮下に下行膝動脈が走行。

実用・東洋医学R:五十肩5

「漢方薬」肩凝りで強く痛む症状には、首や肩、背中の緊張を緩める葛根湯かっこんとうが適。症状が強く現れない時期でも、湿度が高いと悪化する場合、水分代謝を活発にして筋肉の動きを回復させる麻杏よく甘湯まきょうよくかんとうが適。痛みと伴に冷えも強く感じる場合、冷えを改善して患部の痛みを取る桂枝加朮附湯けいしかじゅつぶとうが適。肩から腕にかけて毛細血管が浮かび上がる場合、瘀血を解消して血行をよくする桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんを併用すると更に効果があります。

経穴:曲泉 きょくせん

足の厥陰肝経のツボで、膝裏内側、半腱様筋、半膜様筋腱の内側凹みに取ります。筋:皮下に薄筋、半腱様筋腱、半膜様筋腱。神経:筋枝は閉鎖神経、脛骨神経、皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に内側下膝動脈、下行膝動脈が走行。

実用・東洋医学R:五十肩4

「養生」痛み防止と回復に、就寝法とお手軽運動。寝ていての寝返りは痛みを増します。痛む方の腕を大きな腹巻きなどで中に入れ固定してみてください。また、肩の固定と冷え防止を兼ねパジャマの肩部にタオルを入れて寝てみてください。寝る前の運動として、患部の腕を痛くない程度上げられるまでの運動をお勧めします。腕に力が入らない場合は、壁をつたわって上げる運動を繰り返してみてください。常に上げる運動を心掛けましょう。

経穴:膝関 しつかん

足の厥陰肝経のツボで、下腿脛骨面、脛骨内側顆の下方に取ります。筋:皮下に薄筋、半腱様筋。神経:筋枝は閉鎖神経、脛骨神経、皮枝は伏在神経が分布。血管:皮下に内側下膝動脈、下行膝動脈が走行。