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月別アーカイブ: 2023年5月

実用・東洋医学:めまい8

「食養」ストレス起因には、小魚やシジミ、アサリ、カキなどの貝類が適。上昇した気を降ろす働きがあり、手足のほてりやイライラ感、精神不安にも有効です。貧血や低血圧の場合、血の不足を補うプルーンやレバー、キンシンサイが適。生理不順など瘀血が原因の場合、サフランやベニバナが適。水分代謝の悪さが原因の場合、アズキやハトムギが適で、利尿作用や解毒作用があり、体の余分な水分を取り除き、めまいを解消させます。

奇穴紹介:牽正 けんせい

アゴ部、耳タブ下縁の水平線ともみあげ直下交点に取ります。主治として、顔のデキモノ、下歯痛。効能として、風邪を追い出し、体内の熱を冷ます。筋を緩めて伸ばし、経絡の流れをよくする。

実用・東洋医学:めまい7

「ツボ紹介」頭頂の百会ひゃくえ→後頸部の天柱てんちゅう→肩部の肩井けんせい→おヘソ上の水分すいぶん→腰部の腎兪じんゆの順にお灸や指圧をします。下にいくほど刺激を強くしてみてください。効果があります。

奇穴紹介:下極兪 げきょくゆ

腰部、両方の腰骨と脊柱との交点が第4腰椎棘突起です。その1つ上の第3腰椎棘突起の下に取ります。主治として、腰痛、腹痛、下痢、遺尿、尿の出が悪い、下肢のだるい痛み。効能として、脾の機能を高め、腎の機能を高める。

実用・東洋医学:めまい6

「漢方薬」イライラ感や頭重がある場合、精神を落ち着かせて、上腹部の圧迫感を除き、めまいを治す桂枝加竜骨牡蠣湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。同様の症状+便秘には、柴胡加竜骨牡蠣湯さいこかりゅうこつぼれいとうが適。足が冷え頭がのぼせたり、生理不順が伴う場合、瘀血を解消しめまいを治す桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同様の症状+便秘には桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。みぞおちからおヘソにかけて動悸があり、上腹部で水音がする場合、水分代謝を改善しめまいを治す苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとうが適。軽いめまいから天井がぐるぐる回るような激しいめまいにも効きます。みぞおちに動悸があり、冷え強く、夜間尿が多い場合、真武湯しんぶとうが適。頸椎症のめまいには、緊張を解く葛根湯かっこんとうが適です。

奇穴紹介:頸百労 けいひゃくろう

首を曲げた際、最も出っ張った骨から1指外側に取ります。主治として、肺結核、せき、ぜんそく、頸項部のこわばり・痛み、寝汗、骨蒸潮熱。効能として、痰を取り除き、腫れを抑える。せきを止め、ぜんそくを鎮める。

実用・東洋医学:めまい5

「養生」急な動作は避ける。過労や睡眠不足など不規則な生活はめまいの原因となります。過度な喫煙や飲酒は避け、体を休めるようにしていれば、一過性のめまいは改善されます。急に頭を動かす・運動する・立ち上がるなどの動作や、長時間の緊張状態は、めまいを起こしやすい人の血管リスクです。めまいだけでなく、脳や心臓の重大な疾患を誘発する事あり。日常のちょっとした動作にも気を配るようにしましょう。

奇穴紹介:魚腰 ぎょよう

眉毛の中で、瞳孔の直上に取ります。主治として、目の充血・腫れ・痛み、目のかすみ、眉稜骨の痛み、眼瞼下垂。効能として、腫れを抑え、視力を回復する。経絡の気の流れをよくして、痛みを止める。

実用・東洋医学:めまい4

「水が原因の場合」胃酸が弱く、水分代謝が悪くなると、胃部に余分な水分が溜り、みぞおち周辺に動悸がするめまいが起こります。胃腸の悪い人や胃下垂の人に起きやすいです。また、腎の働きが悪くても水分代謝が悪化し、尿の量が減って余分な水分が溜り、めまいを起こします。水分代謝を改善させ、水のめぐりをよくして治します。他、頸椎症によるめまいがあり、首の緊張感を緩めて治します。

奇穴紹介:夾脊 きょうせき

第1胸椎〜第5腰椎までの各棘突起の下両側で0.5指外側に取ります。主治として、適応範囲広く、上胸部の経穴では、肺や上肢の疾患。下胸部の経穴では、胃腸疾患を治療する。腰部の経穴では、腰や腹及び下肢の疾患を治療する。効能として、臓腑を調整する。関節の動きをよくする。