オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2023年5月6日

実用・東洋医学:発熱7

「食養」熱がある場合、体を温め、汗を出しますが、水分不足にならないように、こまめな水分補給がポイントです。長ネギやショウガなど発汗作用のあるもの、ダイコン、ナシ、ハッカなど熱を冷ます作用のあるものが適。長ネギの白い部分やショウガにはすぐれた発汗作用あり。長ネギの白い部分2本分にショウガの擦り汁を加えたスープが効果的です。ただし、すでに汗や寝汗をかいている場合、発汗作用が強く働き過ぎな為、飲むのは控えます。熱があってのどが渇いたり咳止め目的にダイコンやナシの擦り汁が適。ハッカは、乾燥させた葉10gを2カップの水で半分の量になるまで煮詰め、その煮汁を一日2回に分けて飲みます。

ツボ紹介:漏谷 ろうこく

足の太陰脾経のツボで、スネの内側、脛骨内縁の後ろで、内くるぶしから6指上に取ります。主治として、腹脹、小便不利、おりもの、足の冷え、膝の冷え。効能として、脾の機能を高め、腫れを抑える。尿を出して、余分な水分を出す。