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日別アーカイブ: 2023年3月31日

実用・東洋医学:更年期障害1

特別な疾患がないのに、ほてりやイライラ、突然の汗、頭痛、動悸、不眠、疲労感など=不定愁訴。女性の閉経期前後に起こります。東洋医学では、「血の道症」と呼び、瘀血おけつが関係しています。瘀血は、体に溜まった余分な血液で、血液全体の活力が失われ、細胞の新陳代謝も低下。更年期障害は、瘀血による場合と、瘀血の影響で気のめぐりが悪くなる場合の2つに大別して考えます。

ツボ紹介:ふ陽 ふよう

足の太陽膀胱経のツボで、ふくらはぎの外側、腓骨とアキレス腱の間で、外くるぶしから3指上に取ります。主治として、頭重、頭痛、腰下肢痛、下肢麻痺、足関節の痛み。効能として、経絡の通りをよくする。気のめぐりを改善して、痛みを止める。