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日別アーカイブ: 2023年7月6日

実用・東洋医学:ニキビ・肌荒れ6

「漢方薬」便秘が原因で、ニキビや吹き出物、肌荒れなどが顔に現れます。のぼせ気味、皮膚の黒ずみ、慢性の便秘で、出ても臭いの強い黒い便、宿便の場合、三黄瀉心湯さんおうしゃしんとうが適。胃腸が弱いと口のまわりに出来ます。胃腸の炎症を抑え、胃腸機能を丈夫にする働きのある半夏瀉心湯はんげしゃしんとうが適。生理不順や生理痛、ニキビや肌荒れが生理のタイミングで悪化する場合、瘀血を改善する桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。瘀血+便秘の場合、瘀血を除いて便秘を治す桃核承気湯とうかくじょうきとうが適です。

経穴:温溜 おんる

手の陽明大腸経のツボで、前腕後外側、手首〜肘間の中点で1指下に取ります。筋:皮下に長橈側手根伸筋。神経:筋枝は橈骨神経、皮枝は外側前腕皮神経が分布。血管:皮下に橈骨動脈が走行。