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日別アーカイブ: 2024年1月29日

実用・東洋医学R:花粉症5

「漢方薬」クシャミや鼻水、涙目、寒気の場合、鼻粘膜の炎症を取り去る葛根湯加川きゅう辛夷かっこんとうかせんきゅうしんいや小青竜湯しょうせいりゅうとうが適。頭痛や肩こりを伴う場合にも良いです。同様の症状に鼻のかゆみを伴う場合、葛根湯合十味敗毒湯かっこんとうごうじゅうみはいどくとうが適。寒気が強く咳の場合、体を温め鼻水や咳を治す麻黄附子細辛湯まおうぶしさいしんとうが適。目のかゆみが強く熱っぽい場合、消炎作用やアレルギー症状を治す黄蓮解毒湯合十味敗毒湯おうれんげどくとうごうじゅうみはいどくとうが適です。

漢方薬紹介:桃核承気湯

とうかくじょうきとう。主たる症状は便秘、痔、高血圧、不眠症、老化防止、認知症予防、肩こり、生理痛・不順、更年期障害、ホットフラッシュ・多汗、抜け毛・白髪、のぼせ、めまい、ニキビ・肌荒れです。

経穴:石関 せきかん

足の少陰腎経のツボ。上腹部、おヘソの上方3指で、正中線より0.5指外側に取ります。筋:皮下に腹直筋。神経:筋枝・皮枝伴に肋間神経が分布。血管:皮下に肋間動脈、上腹壁動脈が走行。