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月別アーカイブ: 2023年6月

実用・東洋医学:副鼻腔炎2

「鼻詰まりが強い場合」鼻や副鼻腔の粘膜に炎症があると充血して腫れ、鼻詰まりを起こします。鼻詰まりで鼻での呼吸が出来ず、息苦しい事から常に口を開けている状態です。不快な自覚症状なので早めの治療が必要。鼻や副鼻腔の炎症や充血を取り除き改善させます。

経穴:列欠 れっけつ

手の太陰肺経のツボで、前腕橈側、手首親指延長で、出っ張った骨の上のくぼみ平らな部分に取ります。筋:皮下に腕橈骨筋腱、長母指外転筋腱、短母指伸筋腱。神経:筋枝は橈骨神経、皮枝は外側前腕皮神経が分布。血管:皮下に橈骨動脈が走行。

本日で開業まる6年

ご利用有難うございます。本日で開業6周年です。7年目に向け、治療効果を目指しガンバリます。ご利用お願い致します。☺️

実用・東洋医学:副鼻腔炎1

頭蓋骨には鼻の奥の空洞=鼻腔と粘膜でつながっているいくつかの空洞があり、これを副鼻腔といいます。風邪などで鼻腔が炎症し、副鼻腔の粘膜まで起こしているものを、副鼻腔炎といいます。症状が悪化すると、副鼻腔に膿がたまり、鼻水や鼻詰まり、臭覚の衰え、頭重感と進行。慢性化しやすい傾向あり、手術しても根治しづらい疾患です。東洋医学では、鼻詰まりが強い場合、鼻水がひどい場合、再発を繰り返す為体質改善から行なわなければならない場合の3つに分けて考えます。

経穴:孔最 こうさい

手の太陰肺経のツボで、前腕前外側、肘〜手首の中点より、1指上方に取ります。筋:皮下に腕橈骨筋・円回内筋。神経:筋枝は橈骨神経・正中神経、皮下は外側前腕皮神経が分布。血管:皮下に橈骨動脈が走行。

実用・東洋医学:歯周病7

「食養」歯茎の痛みや腫れによい食べ物はコンブ、ナス、サンショウです。また、外用で活用出来ます。コンブは、焼き網に乗せて黒くなるまで焼き、すり鉢で粉末状になったものを患部に塗ります。ナスはアルミホイルに包み、オーブントースターで黒蒸し焼きにしたものをすり鉢で粉末状+塩を混ぜ歯茎につけてよくマッサージしましょう。サンショウは、酢で煮たものを歯茎につけて、マッサージしましょう。

経穴:尺沢 しゃくたく

手の太陰肺経のツボで、肘を曲げた際、シワ部の上腕二頭筋腱外側の陥凹部に取ります。筋:皮下に上腕二頭筋と上腕筋。神経:筋枝は筋皮神経、皮枝は外側前腕皮神経が分布。血管:皮下に橈側反回動脈が走行。

実用・東洋医学:歯周病6

「ツボ紹介」ツボ療法では歯周病自体を治療する事は出来ません。歯茎の健康をケアしましょう。耳~アゴにかけて両手の親指以外の指腹でマッサージしましょう。ここには東洋医学の胃経と大腸経ラインが走行しています。歯茎の健康維持に役立ちます。

経穴:侠白 きょうはく

手の太陰肺経のツボで、上腕前外側、上腕二頭筋外側縁で、脇際から4指下方に取ります。筋:皮下に上腕二頭筋と上腕筋あり。神経:筋枝は筋皮神経が分布、皮枝は上外側上腕皮神経が分布。血管:皮下に上腕動脈の枝が走行。

実用・東洋医学:歯周病5

「漢方薬」初期、歯が浮く感覚で痛んだり、歯茎が腫れ痛む場合、発汗させ炎症を鎮める葛根湯かっこんとうが適。足冷え頭のぼせ、生理痛や生理不順の場合、歯茎の血流悪く腫れやすい、歯周病が慢性化しやすい場合、瘀血を治し歯茎の血流をよくする桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。歯茎の腫れ、化膿や痛み強い場合、腫れや痛みを治す働きの排膿散はいのうさんが適。赤ら顔、イライラ、のぼせの場合、体の各部炎症を取り去る黄連解毒湯おうれんげどくとうが適。症状が激しく速やかに炎症、化膿を鎮める排膿散合黄連解毒湯はいのうさんおうれんげどくとうが適です。